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トイレの蓋

2022年12月25日
冬は寒さからトイレに行く回数が増えがちになりませんか 普段はあまり意識しないトイレの蓋(ふた)の役割知っていますか? TOTOによると使った後にトイレの蓋は「閉める派」「閉めない派」 がいるようですが今の季節に見逃せないメリットがあるようです トイレの蓋の役割には便器の中(封水)へ物が落ちることを防止する 便器のデザイン性を高めるなどがありますが 温水洗浄便座や暖房便座では断熱性も大切な機能です 温水洗浄便座や暖房便座では電気により便座を温めているので 節電につながるようです 実はトイレの1日の使用時間の合計はわずか約50分 そのほかの23時間10分は使っていないのです 使わない間に蓋をすることで熱の放出を一定程度抑えられ省エネになります 機種や環境によっても異なりますが経済産業省資源エネルギー庁の資料によると年間で電気34.90kWhの省エネ約940円の節約になるとされています 一部の機種では蓋に断熱材を採用するなど工夫をしておりより高い保温効果が望めます なお省エネについては季節に合わせて便座の温度設定を弱めにするのも有効です 感染症対策として「水を流すときにトイレの蓋を閉める」ということを耳にします こちらは、どうでしょうか 「便器外への水飛散を防止するために便ふたを閉めることは有効と考えられます ただし便ふたの目的は封水への落下物防止・意匠性・断熱性であり 結果的に『水飛散』は軽減できると考えられますが ウイルス感染への効果等に関する医学的な知見は持ち合わせてないようです トイレの蓋には意外と知られていないさまざまな役割がありました 12月1日から冬期では7年ぶりに節電要請が始まっています トイレの蓋も上手に活用して小さなことからコツコツと節電に 取り組んでみてはいかがでしょうか

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