美味しいお米の炊き方
2020.11.25
11月も下旬になり全国で
収穫された新米が出そろった時季
といわれています
せっかくの新米も、炊き方を
間違えると美味しく食べることが
できなくなってしまいます
お米をより美味しく炊く方法を
ご紹介いたします
お米を正確に計る
炊き上がりの際に誤差が
出ないよう、計量カップに
入れたお米は軽く振って詰め
割りばしなどを使ってすりきり
1杯を正確に計る
お米をすすぎますが
少なくとも初めの1回だけは
冷蔵庫で冷やした浄水か軟水の
ミネラルウオーターを使う
お米にも“種を残そう”という
本能があるため、最初に
かかった水を一気に
給水してしまい
二度と排水しなくなります
そのため最初のすすぎの一杯は
不純物が少ない奇麗な水を
使ったほうが美味しく
炊き上がります
近年の炊飯器はスイッチを入れると
吸水・炊飯・蒸らしまで
自動でしてくれる設定になっている
ので、あらためて吸水の時間を
取る必要はないそうです
お米が炊き上がったら
すぐに炊飯器のふたを開けて
蒸気や余分な水分を飛ばす
最近の炊飯器は蒸らしも
自動的に終わっているので
閉めたままにしておくと
ふたの裏に付いている
水滴がお米に落ち
べたつきの原因になります
続いて、ご飯をほぐしましょう
最初にご飯にしゃもじを刺して
十字に切り、4分割します
そのうちの一つをひっくり返し
残り4分の3の上に載せます
最後に載せたご飯の粒を
潰さないように意識しながら
米粒の間に空気を入れて
一粒ずつ切り離していくような
イメージで、しゃもじを
使ってふっくらと広げていきます
残りも4分の1ずつこの動きを
繰り返してほぐしていってください
内釜の下の部分のご飯が固まって
しまうのを防ぐための
テクニックだけではなく
米粒内に粘りと旨味を閉じ込める
ことが出来るので冷めても
美味しいご飯に仕上がります
以上、お試し下さい