春卵は美味 新鮮な卵
原種に近い鶏は春にしか卵を産まな
かったことから卵の旬は春とされて
いました 今の卵は養鶏場で1年中生産
されていますが鶏の体調が春に最もよく
なることから「春卵は美味」とされてい
ます
スーパーなどで並んでいる卵には
賞味期限が書いてあります
この賞味期限の長いものが新鮮な卵と
いうことになります
目安としては賞味期限まで2週間近く
あるものを選ぶと良いようです
賞味期限とは『安心して生で食べられる
期限』のことで日本では夏場を想定して
大体2週間にしている生産者が大半です
そのため賞味期限まで2週間近くあれ
ば産卵後間もないということです
また新鮮な卵の選び方として
光に透かして見る方法もあるそうです
ポイントは『明るい部分がどれだけあ
るか?』ということです
明るい部分が小さい卵は新鮮です
逆に明るい部分が大きい卵は鮮度が
落ちている可能性があります
スーパーだとすでに卵がパック詰めされ
ているので確かめることはできません
が直売所などでは卵をバラ売りしてい
ることがありますので卵をそっと持ち上
げて光に透かしてみてください
照明等に向けてみるのもいいようです
パックから出してしまい賞味期限が
わからなくなってしまった卵は割って
みれば鮮度の目安が確認できるそう
です
卵を割ってみて黄身が盛り上がっている
のが新鮮とよく言われます
新鮮な卵には炭酸ガスがたっぷりと
含まれているのでそのガスで卵の弾力
が保たれているのです
黄身だけでなく白身も同様です
黄身の周りの白身がプルンと盛り
上がっているものは新鮮です
逆に時間が経つと白身は水のように
なって流れ出るような感じになります
また白身が白濁しているものほど
新鮮です 新鮮な白身にはガスがたっぷ
り含まれているため白身にガスが溶け込
んで白濁しているのです
時間が経つと白身から炭酸ガスが抜け
弾力を失って透明感のある水のように
なってしまうのです
卵は人間の体内で合成できない9つの
必須アミノ酸をバランスよく含む良質
なタンパク源です 鶏の体調が良い春の
卵 新鮮なものを選んでおいしくいた
だきましょう