足柄茶
2022.07.17
こんにちはSS２５０です。
神奈川の特産品はたくさんありますが
今日は「足柄茶」のお話です！
今では、全国の茶どころと肩を並べる
足柄茶ですが、その歴史は意外にも
二十世紀に入ってからなんです！
神奈川県山北町のお茶の栽培は
大正１３年、関東大震災の復興事業
として始まったそうですよ！
関東大震災では、東京や横浜など
都市部の被害に目がいきますが
丹沢や箱根の土砂崩れや土石流による
被害も甚大でした！
遠くから青々と見えていた山並みが
表土の露出で白く見えたと言われています。
荒廃してしまった故郷を再生させる為
山北町では新たな産業を興そうと
知恵を絞り、静岡の「川根茶」で有名な
川根と気候風土が似ている事から
お茶の栽培をすることに決めたそうです！
それまでも自家用にお茶を育てている
人はいましたが、商品として販売する
レベルのお茶を出荷できるように
なるまでには大変な苦労があった
そうですよ！
画期的？だったのは
静岡から製茶のプロである「茶師」を
招き教えを受けた事だそうですよ。
その甲斐あって昭和３５年には
品評会で二等に入賞し三年後には
見事に一等に選ばれました❗️
現在では、山北町だけではなく
秦野や南足柄、小田原、愛川町、清川村
などでお茶が栽培されています！
では、今日はこのへんで｡
