知らないと怖い「離岸流」
【安全な海水浴の知識】
を調べました
今年は海水浴場が閉鎖されている所も
多くありますが、皆さまこの暑い時期
になると海へ遊びに出かけたくなる方
も多いのではないでしょうか。
2019年に全国で発生した
水難事故の発生件数は1298件、水難者
数は1538人いるそうです。
そのうち、およそ半数の近くの
695人が亡くなるか、行方不明となって
います(警察庁調べ)
決して他人事とは思えない数字です
皆さまは海で泳いでいて
知らぬ間に沖に流されてしまった
経験はありませんか?
これは「離岸流」と呼ばれる
目では見えにくい潮の流れが
原因なんです
離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が
沖に戻ろうとする時に発生する
強い流れのことです
波は沖から海岸へ打ち寄せます
その反面、沖に戻ろうとします
この時、岸から沖の方へ向かって
一方的に流れる速い流れのことを
離岸流(リップカレント)と呼びます
離岸流に流されると、知らず知らずの
うちに沖まで流されてしまうことが
あるので、注意が必要です
実際に流されてしまったら
どうしたらよいのでしょうか
『流されたら岸と平行に泳げ!』
1.慌てず落ち着く。
2.無理に岸に戻ろうとせず
岸と平行に泳ぐ
3.沖向きの流れを感じなくなったら
岸に向かって泳ぐ。泳ぎに自信のない
方は、無理に泳ごうとせず浮くこと
に専念する。
流されてしまうと岸に向かって
泳ごうとしてしまいますが、離岸流の
場合は戻る事は困難で、かつ体力を
消耗してしまいます
まずは落ち着いて、岸と平行に泳ぐか、
難しい場合は浮くことに専念して
周りに助けを求めるようにして
ください。
離岸流は、決して珍しいものではなく、
どこにでも発生する流れです
日本の海水浴場で人が溺れる事故の
うち、半数以上が離岸流によるもの
だといいます。
離岸流の特性を正しく理解し、
安全な海水浴をお楽しみましょう!
では、またの機会に…
”ご家族の想いとありがとうのあるお葬式”
をお手伝い致します
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