数珠の功徳といわれ
2024.10.18
こんばんはSS250です。
昔の御釈迦様の御在世の頃
難陀世の昆琉璃王が
「我が国は常に戦乱があり作物も実らず悪病が流行して国を治める事が困難で困っていますどうしたらよいでしょうか?」
とお釈迦様に尋ねたところ
「むころしの実、百八つを糸でつないで連珠を作りそれをいつも体身からはなさず、隙あるごとに心から念仏を唱え、一つずつ、つまぐれば自ずから心が鎮まり、煩いをのぞき、間違いのない政治を行う事ができる」
と仰せになりました。
これを聞いた王は、早速実行した所
国は治り、作物は取れ、悪病も退散して
人々が幸せになったと言う事です。
この連珠が、数珠の始まりと
言われています。
珠の数を百八つとしたのは
我の心にある煩悩を表し
珠に糸を通し円く輪にする事で
心が円く素直になる事を意味している
のです。